全国審査前稽古会を開催して

11月5日(日)河内町体育館格技場にて全国審査(六、七、八段)前稽古会を参加者20名を迎えて開催しました。

今回は、初太刀までの攻防、初太刀の重要性を意識して基本打ちを行い、次に、初太刀を面と仮定して相互に剣先の攻防で勝って面での勝負を行いました。技は、面、小手、胴の技であれば何でも良いのですが、初めから返し胴を狙っている方が多いことから、『面』勝負の練習を組み入れました。拝見すると、待っていて合わせようとしている方は見事に面を打たれており、また、相手の状態を読めない方は出遅れたり、身体を引いて逃げてしまったり色々です。

面勝負の練習で良かった点は、自分からいつ攻め入るかを研究した方、捨て切った技を打ち込むことができた方は、素晴らしい面を打ち込んでいました。しかし、打突後に竹刀の剣先が天井を向いてしまう方、打ち込んだ後気持ちが緩んでただ振り返る方も若干見受けられ、残心まで意識を持つように声がかかりました。

次は立合です。
全員一人2回の立合を行いましたが、やはり返し胴を狙っている方、自分から攻め入って打ち込む方が少ない感じがしました。相手に打たれないよいに打ち込むことは難しいですが、やはり攻め負けない気持ちが重要と感じました。

次は稽古です。
立合を意識して1分30秒で相手が代わりますが、初太刀を意識して取り組んでいる方が多く見受けられました。
約2時間の練習でしたが『このような練習は初めてでした。非常に参考になりました』等好評でした。また、内容を考えて稽古会を行いますので奮って参加して下さい。

草々

茂呂理事長

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