審査前稽古会を開催しました

7月30日(日)宇都宮市清原工業団地管理センター大ホールにて栃木県実業団剣道連盟主催の第2回稽古会(審査前稽)を開催しました。
初めての開催場所であり、また、体育館も数ヶ所に点在していたことから迷った方(自分も迷いました)いましたが、猛暑のなか27名の参加者を迎え審査のポイントを確認しながら行われました。

内容についてご紹介致します。
先ずは立ち姿です。
4~5段受験者は、面紐が長い人、袴が前上がり後ろ下がりになっている人、胴の位置が高い人等が数名いました。

続いて切り返し、面打ち、面に対する技の練習を3人1組に別れて15分間行いました。

先ずは礼から蹲踞までの動きです。
礼から三歩進んで蹲踞となるのですが、ニ歩目で竹刀に右手を添えて三歩目に構えた状態から蹲踞している方が散見されました。蹲踞しつつ竹刀を抜き合わせるよう話がありました。

面打ちは、審査の初太刀を意識して取り組みましたが、立ち上がって一歩引いて気合いを出す方、その場で気合いを出す方等様々です。
立ち上がったら半歩または数センチでも相手に対して攻める姿勢を示す気持ちが重要と話がありました。
また、面を打ち込みすり抜けた後、振り返った時点で竹刀の剣先が頭上を向いてから構える方もいました。
残心までの動きについて話がありました。

面に対する技では、打突部位を捉えることが出来なかった場合、気持ちを緩める方が多く見られました。相手も必死なので残心まで気を抜かないよう話がありました。

休憩後、立合です。
4~5段受験者の方は『大きな声で気合いを出すこと。打ち切るこ』等の話がありました。
6段受験者は『打ち込む前の攻め合いで相手に勝つこと。無駄打ちを控えて一本に集中すること』等の話がありました。
八段受験者の方は、皆さん素晴らしい立合をしていました。

上記内容をビデオ撮影して、その場で放映し確認出来たことで、良い稽古会でしたと挨拶を受け嬉しく思いました。
次回の審査会で全員の合格をお祈り申し上げます。

早々

追伸、八段受験者では稲葉先生(日光東照宮)が、立ち姿、打突の捉え方、残心までの動作が素晴らしかったと思いました。

茂呂理事長

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