６月２７日（日）９時３０分より宇都宮市河内体育館格技場にて、各企業および賛助会員合わせて５０名の参加を得て、第１回稽古会（試合・審判法の講習会）が開催されました。
この講習会は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、全日本剣道連盟の定めるガイドラインおよび暫定的な試合・審判法（新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法）に沿って、栃木県剣道連盟より吉澤和夫先生・吉澤 篤先生をお招きして行われました。
開講式後、スクリーンに映して栃木県実業団が制定した「令和３年度申し合わせ事項」および全日本剣道連盟「新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」の解説動画を視聴していただきました。また、吉澤先生方による鍔競り合いでの反則等について、丁寧にご指導いただき、受講者からは「反則になるのか。注意するのか。分かれのタイミングは。」等の質問が出ておりました。
その後、休憩を挟んで１会場（吉澤和夫先生）、２会場で（吉澤 篤先生）に別れて、新ルールを適応して試合を行いましたが、審判員の先生方からは「新ルールを始めて聞いた。主審が大変だね。鍔競り合いと近間での攻防の判断が難しい。」等の声が聞こえていました。
なお、難しい判断の際には、講師の先生より適切なアドバイスがあり非常に勉強になった講習会となりました。
閉講式後、「密」を避ける観点からＡ班とＢ班に分かれて２分間の稽古を４回行ったら交代で地稽古を行いました。皆さん、久しぶりの剣友との稽古で楽しそうでした。
７月２３日に開催される第５２回栃木県実業団剣道大会（個人戦）では、新ルールを適応して試合が行われますのでよろしくお願いいたします。また、個人戦の出場者の締め切りが迫っております。是非多くの剣士がご参加下さいますようお願い申し上げます。
早々
